完全週休2日の職場を探すコツ

優先順位を付ける重要性

まずは希望する条件の優先順位を付けることからスタートしてください。はっきりいって、条件を全て満たす求人を見つけるのは非常に困難です。なので、優先条件を付けて希望に近い求人を探すように意識してみましょう。希望条件が全くない人はいないはずです。ライフ・ワーク・バランスを重視するなら休日数が重要となりますよね。その場合は、完全週休2日を譲れない条件として挙げておきましょう。その他にも、給与に不満があって転職するなら今よりも給与が高いことが条件になるはずです。
様々な条件があると思いますが、それを全て満たす求人を探すのは大変です。何かしらの条件を妥協しなければなりません。ここで重要なのが、妥協する条件の選択を間違えないことです。優先順位を付けずに求人を探し、何となく条件が揃っている求人に応募して後々痛い目を見ることになった人はたくさんいます。大まかな条件が揃っていても、譲れない条件が含まれていなければ意味がないからです。例えば、給与や福利厚生が充実していたとしても、肝心の休日数が少ない職場だったら働き続けるのは困難でしょう。
「完全週休2日」「年間休日数120日以上」「夜勤なし」「月の残業○○時間以内」「基本給○○万円以上」といったように希望条件を書き出し、これらの条件に優先順位を付けてください。

譲れない条件と妥協できる条件

優先順位を付けたら、その中から譲れない条件と妥協できる条件に振り分けます。妥協できる条件は、下の順位に位置する条件で、かつ削っても大丈夫なものを選ぶといいでしょう。もちろん、振り分けている途中で優先順位を入れ替えても大丈夫ですよ。その上で、譲れない条件を満たしている求人に絞って検索してみてください。意外と多くの求人が見つかるはずです。休日数や残業時間などの数字で線引きできる条件については「これ以上はOK、これ以下はNG」といったラインを決めておくと探しやすいですよ。
なお、条件をリストアップする際は今の職場の不満だけにとらわれないようにしてください。今の職場で満足している部分についてもしっかり見直して優先順位を付けましょうね。

優先順位を付けるメリット

優先順位を付けておくことで応募すべき求人に出会いやすくなります。譲れない条件に合う求人が思っていたよりも多くヒットするなら、妥協できる条件もプラスしてみましょう。また、優先条件を付けることで自分では気付いていない潜在的な希望条件が見えてくる可能性もありますよ。転職を繰り返している人は本当に自分に合った条件が分かっていません。潜在的な希望条件が分かれば、自己分析にも役立てることができますね。